今回は、ギフトに花を贈ろうと思ったときに、何を選べばいいかについて、書いてみます。
代表的なものとしては、花束とアレンジメントがありますね。
それぞれのメリット、デメリットを書いてみたいと思います。
まずは花束から。
花そのものを楽しみたいときに、お薦めするのは花束です。
贈られた相手の方に、ご自分の好きなように生けていただくことができます。
相手の方が、お気に入りの花器をお持ちであれば、ぜひ花束をお薦めします。
幾つかの花器に分けて飾ることができるのも、良いところですよね。
デメリットとしては、花器をお持ちでない場合や、わからない場合など、
普段から花を飾る習慣があまりない方の場合は、花束をもらったら、
どう扱っていいか迷われるかもしれません。
それから、これもメリットですが、花束は、花を長いまま使ってつくるので、花本来の、茎の長い自然な形を楽しんでいただけるのは、花束の良いところですね。
次にアレンジメントのメリットを書いてみます。
アレンジメントの良い点は、何と言っても、そのまま飾れるところ、です。
相手の方が、花器をお持ちかどうか気にすることなく、手軽に日常に華やかさをプラスしていただけます。
水やりも1〜2日に一回、花を挿しているスポンジ状のオアシスに、水を染み込ませるように入れてあげるだけで大丈夫です。
お手入れついでに、ここは大事なところですが、花のもちの長さは花によって違うので、しおれてきたなという花があったら都度、取り除いてあげた方が、その花以外の花の元気を保つことができますよ。
対して、デメリットとしては、花を短く切ってしまうために、花本来の自然な形とは少し違ってしまう点でしょうか。
その分、水上がりは非常に良いのですけどね。
お渡しをするシチュエーションによっても、花束かアレンジメント、どちらが良いかが違ってきますね。
お祝いなどのイベントなどであれば、花束の方が華やかで渡しやすいと思いますし、持ち帰りのことを考えると、袋に入れて持ち運びやすいアレンジメントが良いかもしれません。
いずれにしても、もらった相手の方のことを考えながら決めていただければ、それで大丈夫だと思います。相手の喜ぶ顔を想像しながら選ぶのって楽しいですね。
花のギフト選びに迷ったときの、参考になれば嬉しいです。